最近、患者さんから多くいただく質問が「電動歯ブラシって使ったほうがいいですか?」というご質問です。
使い方が合えば、とてもおすすめです😊
電動歯ブラシは
●短時間で効率よく磨ける
●手磨きでは落としきれない汚れを取りやすい
●力の入れすぎを防ぎ、歯ぐきに優しい
というメリットがあります。
特に40代以降は、歯ぐきが下がりやすく、磨き残しが増える年代。「ちゃんと磨いているつもりなのに、虫歯や歯石が増えた」という方には大きな味方になります。
◎電動歯ブラシが向いている人
時間をかけて丁寧に磨くのが苦手
力が入りやすく歯ぐきを傷つけやすい
歯並びが複雑で手磨きでは難しい
忙しくてケア時間が取りにくい
こういった方には、手磨きよりも確実にクオリティが上がる場合が多いです👍
△電動歯ブラシが向いていない人
振動が苦手
すでに歯ぐきが強い炎症を起こしている
正しい当て方がわからないまま使っている特に、歯周病が進行して歯ぐきが腫れている場合は、一時的に痛みが出ることがあります💦
その場合は無理に使わず、治療後に使い始めると快適です。
電動歯ブラシの“よくある誤解”
❌ 電動にしたら歯間は磨かなくていい
→ これは誤解です。
電動歯ブラシでも、歯と歯の間は掃除できません。
フロスや歯間ブラシは必ず併用してください。
❌ 何でも電動にすればキレイに磨ける
→ 当て方が悪いと逆効果になることも。
ブラシのヘッドを歯面に軽くあて、滑らせるのではなく“置く”イメージが正解です。
『誰でもそれなりにキレイに磨ける』という安定感が電動歯ブラシにはあります。
電動歯ブラシの種類には
●回転式(丸いヘッド)
・歯面の汚れを落とす力が強い
・短時間でスッキリ
●音波式(一般的なタイプ)
・歯ぐきにやさしい
・初心者でも使いやすい
迷う場合は音波式がおすすめ。
初めてでも違和感が少なく、家族でも共有しやすいです。
◆正しい使い方のコツ
1. 力を入れない(軽く当てるだけ)
2. 1~2秒ずつ、歯面に“置く”ように動かす3. 歯と歯ぐきの境目に少し角度をつける4. 歯ブラシ任せにせず、ゆっくり移動させる
力を入れすぎると、
・歯ぐきが下がる
・知覚過敏になる
ことがあるので注意して下さい⚠️
“何を使うか”よりも“どう使うか”が大事。
ぜひ、ご自身の生活スタイルに合わせて取り入れてみてくださいね。
歯科衛生士に気軽に相談してみてくださいね🪥
スター歯科 秋山

