
◎まずは、食環境を整えましょう!
指しゃぶりやお口ポカンといった癖がみられる子では、ほとんどの場合、お口の周りの筋肉を正しく使えてない状態であると考えられます👄
そのもっとも簡単な方法は、普段の食べ方を見直すことです。
実際、口の周りをもっともはたらかせるのは食事の場面です。
その際、食事の環境を整えることも、正しいお口の機能の獲得につながります。
たとえば、地面に足が着いていない状態では、噛むときや飲み込むときに力が入らない結果、お口の周りの筋肉が刺激されず、筋肉の発達が促進されない可能性があります😫
また、食事のときにテレビがついていれば、それを見ようとつねに首をテレビの方向に向けてしまい、その結果、つねに片側で噛んでしまって、咬み合わせが変わってくる可能性もあります。
こうした食事の環境についても家庭で動画を撮影しておいてもらえれば、修正するべきポイントを一緒に発見することができます😎


◎これまでの癖を直す練習も必要です
食環境を整えるだけでは、習慣化してしまったおロポカンなどをやめさせたいと思っても、すぐには難しいです。
こうした癖を直すには、お口の機能に特化した練習が必要です。お家でも簡単にできるので挑戦して続けてみてください。
①ティップ
舌の先を尖らすことができるようになろう👅
・唇の前に棒を縦に持つ
・舌の先をまっすぐ尖らせてつつく
②スポット
お口の中の舌の正しい位置を覚えよう👅
・舌先を上の歯の裏側につける
・舌先が丸まってない状態であることを確認
③ポッピング
舌鼓を打って下を上顎につける感覚を覚えよう👅
・舌先をスポットにあてた状態で舌と上の歯の間の空気を吸って抜く
・舌全体が吸い付く事を鏡で確認する
・そのまま舌を離すとポンと音が出る
*リップトレーサー
舌をうまくコントロールできるようになろう👅
・口を大きく開け、舌先を右の口角にあてる
・10秒かけて唇を一周なめる
・次は左の口角からスタートし同じように行う
◎お子さんに練習を続けてもらうためのコツ
しっかり褒めてあげることです!
いくら口腔機能が大事だと言っても本人にその意味はなかなか伝わらないと思いますので、まずは「練習したら褒められる」と思ってもらうことで、モチベーションアップにつなげましょう🤩
分からない事や聞きたいことがありましたら、先生や衛生士に聞いて下さいね🦷✨
スター歯科☆小川(亜)