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フロスと歯間ブラシについて②

前回は歯間ブラシとフロスの違いについて、重要性についてお伝えしたので今回はそれぞれの使い方についてお伝えしていきます!


🦷フロスの種類




大きく分けて、持ち手(ホルダー)付タイプと指巻きタイプの2種類があります。

指巻きタイプは慣れるまでにコツが必要なので初心者の方や手元が不器用だと感じる方は持ち手付きタイプから始めるのがオススメです。


【指巻きタイプの使い方】

①1回で使用分の長さ(約40cm)をケースから取り出して切る。

②左右の中指に2〜3回巻きつけ、指と指の間を1~2cmの長さにします。

③歯と歯の間にデンタルフロスを当て、横に動かしながら、ゆっくり歯と歯の間に入れます。鏡を見て場所を確認しながら使用しましょう。

④歯の根元まで入ったら、歯に巻きつけるようにして、上下に動かし歯垢を落とします。隣り合った歯の両方の面を清掃します。歯間から抜き出すときも、ゆっくりと前後に動かしながら抜いてください。






【持ち手(ホルダータイプ)の使い方】

①前後に動かしながら、ゆっくりと歯と歯の間に挿入します。歯と歯が接している部分を通すときは、きつく感じる場合もありますが、勢いよく入れると歯ぐきを傷つけてしまうので注意しましょう。

②歯ぐきに少し触れるまで挿入したら、歯の側面それぞれに沿わせて上下に左右に動かし、歯垢や食べカスを取り除きます。

③歯間から抜き出すときも、ゆっくりと前後に動かしながら抜いてください。


🦷歯間ブラシの種類



前歯に使いやすいストレートタイプ(I字型)と、奥歯に使いやすい(L字型)があります。ブラシの材質には、ゴムとワイヤーがあります。ゴムの歯間ブラシは柔らかく挿入がしやすいです。一方、ワイヤーの歯間ブラシは、挿入がゴムに比べ少し難しいですが、汚れが取れやすいという特徴があります。

【サイズについて】



歯間の広さに合ったサイズを選びましょう。

無理なく挿入できて、密着感を感じられるサイズが目安です。

【使い方】

①歯間の広い三角スポットに、斜め下からゆっくりとやさしく挿入します。

②歯間に沿わせて、前後に4〜5回動かします。歯の内側からも行うと、更に効果的です。 奥歯の場合はあまり口を大きくあけず、歯間ブラシで頬の内側を押し出すようにしてブラシ部分を歯間部に挿入し、左右に数回動かしてください。

③向きを変えながら隣り合った歯それぞれにブラシを密着させて、歯垢や食べかすを取り除きます。


フロスも歯間ブラシも、歯ブラシと同様に自分に合ったものを使うことが大切です。特に歯間ブラシは色々なサイズがあり、ご自分の歯の隙間に合ったサイズを選ぶ必要があります。初めてフロスや歯間ブラシを使われる際はサイズ選びなどもお気軽にご相談ください💡


スター歯科 さどはら