「仕上げ磨きって、いつまでやればいいの?」「もう小学生だし、そろそろ一人でいい?」
歯科の現場でも、よく聞かれる質問です。
結論から言います。
👉 仕上げ磨きのやめどきは、年齢では決まりません。
⭐️最低でも小学校高学年までは必要
一般的な目安としては、
- 6歳以下:必須
- 小学校低学年:ほぼ必須
- 小学校高学年:状態次第
- 中学生以降:基本は本人管理
でもこれはあくまで目安。
大事なのは、その子が「ちゃんと磨けているか」です。
なぜ子どもは一人で磨けないの?
理由はとてもシンプルです。
① 手先がまだ器用じゃない
細かい動きが必要な
- 歯と歯の間
- 奥歯
- 歯ぐきの境目
ここは大人でも難しい場所。
子どもが完璧に磨くのはほぼ無理です。
② 永久歯は生えたてが一番弱い
6歳頃から生えてくる永久歯は、
生えた直後が一番虫歯になりやすい。
- 溝が深い
- 歯質がまだ弱い
- 奥歯で見えにくい
👉 だからこそ、仕上げ磨きが重要なんです。
③ 「磨いたつもり」になりやすい
子どもは
「やったよー!」と言いますが、
実際は
✔ 同じ所ばかり
✔ 表面だけ
✔ サッと終了
…ということがほとんど。
仕上げ磨きをやめていいサインは?
次のチェックが全部クリアできたら、
少しずつ卒業を考えてOKです。
- 毎日決まった順番で磨いている
- 奥歯・裏側まで自分で磨けている
- フロスの必要性を理解している
- 歯医者で「磨けてますね」と言われる
1つでも怪しければ、
👉 まだ仕上げ磨きは必要。
できれば小学校低学年までは毎日仕上げ磨き!
フロスも歯と歯の間のスペースがないならやるべき!
仕上げ磨きは「管理」じゃなく「サポート」✨️
一生自分の歯を守れる力を育てるためのサポートです。
スター歯科 秦🎄🦌

