
高たんぱく質食品について
たんぱく質はお口のなかにも大きく
関連があります🥩🥚
たんぱく質が不足すると、歯肉の細胞が弱くなり
炎症を引こ起こしやすくなります。
よって、たんぱく質は歯肉の健康を保つために必要です。
今回は高タンパク質食品についてお話しします!
「高たんぱく質」と表示されている食品を
最近よく見かけるようになりました。
これらは「食品表示法」で規定された
「栄養強調表示」というもので、
さまざまな栄養素ごとに基準が設けられています。
「高たんぱく質」などと表示できるのは
100g当たり16.2g、
または100kcal当たり8.1gのたんぱく質を含む食品です。🍞
たんぱく質は、鶏モモ肉(19.7g/100g)や
鯛(17.8g/100g)など肉、魚、卵、乳製品などに多く含まれ、
昨今の筋トレブーム、ダイエットブームに乗って
広く普及するようになりました。⏱
現在では乳清たんぱく質を使用しているプロテイン飲料、
チョコレート、サラダチキン、スナック菓子などが
「高たんぱく質食品」として店頭に並んでいます。
日本人の食事摂取基準のたんぱく質の推奨量と
平均的な摂取量を比較すると、
どの年齢層でも不足はみられません。✨✨
しかし、とくに高齢者ではたんぱく質が重要で、
1日に体重当たり1.0g以上の摂取が望ましいとされており、
筋肉量の低下を防ぐためにエネルギーとともに
充分なたんぱく質を摂取する必要があります。
加齢や疾患、精神状況など、さまざまな理由で
食事摂取量が不足している方やおかずを食べない方、
食事の代わりに菓子類を摂取している方などは
たんぱく質の摂取が不足する可能性がありますので、
たんぱく質を多く含む食品を利用
するのもひとつの手段です。
一方で、一般的な食事を摂っている人にとって、
たんぱく質は不足しにくい栄養素です。
米やパンなどの主食と肉や魚(1切れ程度)を
3食摂取している方はたんぱく質の摂取不足は
起こりにくいと思われます。
まずは、主食、主菜、副菜の揃った食事を
3食しっかりと摂取することを目標にしましょう。
ただし、腎機能障害を有している方は
たんぱく質の過剰摂取が腎機能低下を促すため、
かかりつけ医や管理栄養士に相談をしましょう。
2024年もお世話になりました。
来年もどうぞ宜しくお願いいたします🐉➰🐍
スター歯科 ましこ