口内炎ができやすい方へ
患者さんのメンテナンス中に、
口内炎を見かけることがよくあります。
口内炎になる原因はさまざまですが、
食事でコントロールできる口内炎もあります。
口内炎は局所的原因による、もしくは原因不明な
原発性口内炎( アフタ性、カタル性)と、
全身性疾患などが原因となる症候性口内炎、
(感染性、自己免疫性、膠原病性)に
大別されます。
今回は原発性口内炎のうち、
食事や栄養面と関連の深い
アフタ性口内炎について説明します。
フタ性口内炎はストレスや睡眠不足、偏食などが
原因で起こります。☝️☝️☝️
加えて、ビタミンB2やビタミンBの欠乏も
口内炎を引き起こしますので、
これらの不足には注意が必要です。
ピタミンB2はレバーや魚卵、🥩
乳製品などの動物性食品やきのこ、🥛🍄
納豆に多く含まれており、
発育促進やエネルギー代謝に関与しています。
ビタミンBは、鶏のささみや魚などの動物性食品、
くるみなどの種実類や野菜などの
植物性食品に多く含まれており、
タンパク質の代謝に必要なビタミンです。
肉や魚などからタンパク質を多く摂取すると、
ビタミンB6の必要量も増大します。
これらのビタミンは水に溶け出しやすいため、
煮汁ごと食べられる料理であると
ビタミンを多く摂取することができます。
また、手軽にビタミンを補給する方法として、
サプリメントや栄養ドリンクなどがあります。
どちらもドラッグストアや
コンビニエンスストアなどで購入できます。✨
さらに、頭頚部がんの治療の1つである
放射線療法で生じた
放射線誘発性口腔粘膜炎においては、
グルタミンの経口補給によって
予防・緩和が期待できるとの報告があります。
グルタミンは市販品にありませんが、
いくつかのメーカーから医療用に
販売されているそうです✨✨✨
当院でも必要であれば軟膏の処方致します💊
スター歯科 ましこ