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知覚過敏について🥶②

◎知覚過敏の対応について
 
『冷たい水やブラッシングでしみる』とおっしゃる患者さんが多いですが、お口の中を見てみるとプラーク(歯垢)が残っていたりしみるからあまり磨けないと訴える方が多いです💦
しかし、ブラッシングが不十分でプラークが残った状態が続くとむし歯や歯周病のリスクが高まってしまいます💦
まずは毎日のブラッシングが大切です!
 
①歯ブラシの選択🪥
・やわらかめ
・コンパクトヘッド
・硬さはふつう(歯ぐきが腫れている場合はやわらかめ)を選びましょう🦷🪥
 
②歯ブラシの持ち方・動かし方
⚫︎利き手の反対側(右利きなら左側)にくさび状欠損が生じている場合
→ゴシゴシ磨きをしている可能性が考えられます。歯ブラシはペングリップで持ちましょう🪥

動かすのが大きいと、歯と歯の間は磨けないので小刻みに動かすようにしましょう!

⚫︎毛先が広がらない程度のブラッシング圧が理想です。
また、電動歯ブラシを使っていてオーバーブラッシングになっているのであれば手用歯ブラシに戻して磨いてましょう🪥
※オーバーブラッシング=歯磨きの時に力を入れすぎていたり、長い時間磨きすぎていたりして歯や歯ぐきが傷ついてしまうこと
 
③歯磨き粉の選択
さまざまな知覚過敏用の歯磨き剤があります。
ヤニとり用の歯磨き剤を使ってる方や、磨く力が強い方は研磨剤無配合や低研磨性の歯磨き剤やフッ素が多く入ってる歯磨き剤がオススメです🦷🪥
 
④うがい
水がしみるときには、冷たい水を避けぬるめのお湯を使ってすすぐようにしましょう!
 
⑤歯間ブラシの使い方
⚫︎太めの歯間ブラシを無理やり押し込んでいませんか?
歯間ブラシで歯と歯の間を擦りすぎたために、歯や歯ぐきを傷つけてしまうことがあります💦
 
歯間ブラシのサイズ

ちょうど良いのは、歯間よりやや細く挿入した時に軽く抵抗を感じる太さです⚠️

 

⑥ブラッシングのタイミング
酸性飲食物を食べたり飲んだりした後は、まず水や
お茶で洗い流し、30分してから歯磨きをするほうが良いと言われたこともありましたが、臨床的には強い根拠はなく、酸蝕症の患者さんに限定されます。
むし歯予防の観点からは、食後早期のブラッシングが勧められています🪥
 
まだまだ奥が深い知覚過敏について次回もお話ししていきます!
 
スター歯科☆小川(亜)