フッ化物の安全性
「フッ化物は体に悪い?」と
思っている人がいるようです。
しかし、フッ化物応用は確立された
安全・安心なう蝕予防法で、
世界的に実施されています。
WHOも、フッ化物応用を強く推奨しています。
私たちは、毎日の食事でもあたりまえに
フッ化物を摂取しています。
フッ化物は体に悪いものありません。
ただ、過剰量のフッ化物を摂取すると
為害作用がありますが、
その可能性はとても低いものです。
🐢慢性中毒🐢
大量のフッ化物を長期間にわたって飲み込むことで
歯や骨にフッ素症が起こる。
歯面全体にチョークのような白斑ができる
エナメル質形成不全症。
🐆急性症状🐆
フッ化物を一度に大量に摂取すると、腹部症状
(悪心、嘔吐、下痢など)や中毒症状を引き起こす
可能性がある。
フッ化物の急性中毒量は、体重1kgあたり
フッ化物量2mg以上である。
たとえば、3歳2ヶ月の男児の場合、
平均体重は14kgなので、一度に28mgの
フッ化物を摂取すると急性中毒の恐れがある。
フッ化物を配合した歯磨剤や洗口液などの
一回量は、毎回飲み込んでも安全です。
吐き出しやらうがいが
うまくできないお子さんでも大丈夫です!
ただし、乳幼児向けのフッ化物配合歯磨剤には
おいしい味がついているので、
チューブ1本を食べてしまわないように
お子さんの手の届かない所に置いてください。
ソースや醤油だって、ボトル1本飲んだら
体に悪いのと同じです🐒✨✨
フッ化物には、さまざまな剤型があります。
違いは、フッ化物の口の中での広がりやすさに
影響を与えます。
広がりやすい順に並べると、
液体👉フォーム👉ジェル👉ソフトペースト👉ペースト
です。
ちなみに、発泡剤は広がりわ高める成分で、
市販の歯磨剤にも含まれています。
以前はブラッシング時間を短縮させると
思われていましたが、そうではないことがわかってます。
フッ素は身近なものになってきては
いますが、使う理由や有効な方法など
まだまだ活用できる事があるので
また違った視点でお伝えできることが
あれば報告させてください✨
スター歯科 ましこ