水分補給、何を飲んでいますか?
普段どんな飲み物で水分補給をしていますか?
習い事で汗をたくさんかくから、スポーツドリンクを飲んでいるという方も多いのではないでしょうか。
スポーツドリンクは飲み方によっては、むし歯のリスクを高めてしまうことがあります。
普段の水分補給は「水」が基本
日常生活での水分補給であれば、基本的には水やお茶で十分です。
特に、汗をそれほどかいていない状態で、毎日のようにスポーツドリンクを飲む必要はありません。
水や無糖のお茶は、糖分を含まないため、むし歯予防の面でもおすすめです。
ただし、暑い場所で長時間過ごしたり、激しい運動で大量に汗をかいたりした場合には、水分だけでなくナトリウムなどの電解質も補うことが大切になります。
スポーツドリンク=いつでも熱中症対策、ではありません
スポーツドリンクには、水分や電解質だけでなく、糖分も含まれています。
そのため、日常的に少しずつ飲み続けていると、
「歯が糖分にさらされる時間が長くなる」
ことにつながります。
また、スポーツドリンクには酸性のものも多く、糖分だけでなく酸による歯への影響にも注意が必要です。
特に、
- 部活中に少しずつ飲み続ける
- 暑いからと普段から水代わりに飲む
- のどが渇くたびに何度も飲む
という飲み方は、お口の中にとってはあまりおすすめできません。
薄めればむし歯になりにくい?
「スポーツドリンクを水で薄めれば、糖分が減るから大丈夫?」
と思う方もいるかもしれません。
しかし、薄めても糖分を含む飲料であることには変わりません。
「薄めればむし歯のリスクがなくなる」というわけではないので注意してください。
また、熱中症対策として飲む場合も、自己判断で薄めるより、目的に合った飲み物を適切に使うことが大切です。
脱水が心配なときは「経口補水液」
大量に汗をかいたときや、下痢・嘔吐などで脱水が疑われる場合には、経口補水液が利用されることがあります。
経口補水液は、水分だけでなく、ナトリウムなどの電解質と糖分を適切なバランスで含むことで、体への水分吸収を助けます。
ただし、経口補水液は普段の水分補給として毎日飲むものではありません。
脱水状態が心配なときに、目的に合わせて使用しましょう。
熱中症対策とむし歯予防は、どちらか一方だけを考えるのではなく、どんな場面で、何を飲むかを考えることが大切です。
・普段の水分補給
→ 水・無糖のお茶
・大量に汗をかく激しい運動
→ 状況に応じてスポーツドリンクなど
・脱水が疑われる場合
→ 経口補水液などを適切に利用
そしてスポーツドリンクなど糖分を含む飲み物を飲んだ後は、可能であれば水やお茶を飲む、口をゆすぐなど、お口の中に糖分や酸が残り続けないようにすることも大切です。
スター歯科 矢野

