
親知らずの近くの歯肉が
腫れたり痛みがでたりしたことは
ありませんか?
親知らずのセルフケアは、基本的には
前から数えて7番目の歯(12歳臼歯)と
セルフケアと同じですが、
垂直方向に萌出している親知らず以外は
充分なセルフケアは困難と思ったほうが
よいでしょう。
歯肉の状態に注目し、分類すると
①親知らずの歯に歯肉が覆わない場合
②親知らずの一部に歯肉が覆う場合
③歯肉が歯の咬合面の1部まで覆う場合
の3パターンに分けられます。
親知らずの歯にまったく歯肉が
覆われていない場合は、
通常のブラッシングで
セルフケアが可能だと思います。
ただ、大きな歯ブラシだと
届かないことが多いので、ヘッドが小さめ
で、薄めの歯ブラシを使いましょう。
歯肉が咬合面まで覆う場合には
歯石のコントロールが非常に難しいと思います。💥
まずは鏡を使って下顎智歯の遠心をどれだけ
歯肉が覆っているのか把握しましょう🪞
そして、実際に普通の歯ブラシを使い、
ブラシが届きにくい
ことを確認してみてください。
そこで、ワンタフトブラシや歯間ブラシを
歯肉溝に当てて動かしてみて、
どこまで掃除ができるのか確認しましょう。
セルフケアでできるのは
歯周ポケット内2~3mm程度です。
その奥は歯科医院でのメインテナンスで
超音波などの機械を使って
ケアしていく必要がありますので、
年に3、4回ペースでのメインテナンスが
とても重要性になります。
歯肉が腫れて痛い、出血がひどいなどの
症状が1度でも現れた場合は、
その症状は繰り返すことが多いものです。
必要であれば親知らずの萌出向きや
親知らずの有無は、レントゲン写真で
診断できますので、
気軽にご相談ください🦷🪥
ワンタフトブラシの写真を
載せておきます。
通常の歯ブラシでは届きにくいところに
スっと届きやすい形をしています✨
スター歯科 ましこ

