
小さいお子さんがいるご家庭は、子供が転んだりして歯をぶつける事はよく起きる事だと思います💦
出血したり、欠けたり、歯がグラグラしたり症状は様々ですが、どの程度で受診すべきかも迷うところだとですね。また乳歯をぶつけた時には永久歯への影響も気になります💦
歯をぶつけて出血するときは軽く口をゆすぎ、清潔なガーゼ、ハンカチやティッシュなどで圧迫止血し、冷やしてあげましょう。
欠けた断面にピンク色の組織(神経)が見えている場合は、痛みも伴い神経の治療が必要になります。小さくかけている場合には、そのまま経過を見るか詰め物をします。
欠けてしまった歯は、状況を把握するためにも歯科を受診する際にご持参下さい。
◉グラグラしている時
グラグラの程度によりますが、乳歯の場合生え変わりが近い場合には抜いてしまうかそのまま生え変わりまで経過を見ることが多く、まだ数年ある場合にはグラつきを固定をして神経へのダメージが出ないか経過をみます。
神経が死んでしまった場合は神経の治療が必要なときもあります。
◉抜け落ちた時
いち早く歯科を受診しましょう。抜けた歯は、戻せる可能性を高めるために、なるべく乾燥を防ぐ事が重要です。身近な物では牛乳に浸したり、サランラップで包みます。
専用の保存液も販売されています。
【永久歯への影響】
大きな怪我には至らなかったとしても数ヶ月後にはが黒っぽく変色することがあります。
これは、ぶつけた時の衝撃によって歯の神経が中で死んでしまい、歯の根の周りに炎症が広がっている状況です。
その乳歯が永久歯に生え変わると永久歯の質が弱かったり、変色するという影響があります。

このように乳歯の歯の打撲は、一度の処置で終わりというわけではなく、経過を見て問題が出ていないかみていくことが重要となります。痛みが後々出ることもあります。
定期検診を受診して健康な口腔内を維持していきましょう😊
スター歯科 はいたに