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指しゃぶりはいつまで?


指しゃぶりは赤ちゃんがお母さんのお腹の中いる時から始めていることが明らかとなっています😊
生後2~3ヶ月頃からみられ、生後4ヶ月までは無意識に吸っていることが多いようです。
5ヶ月頃には物を手に取ってしゃぶることによって形や味などを学習していると考えられています。
1歳以降になると物を使って遊ぶようになり指しゃぶりへの意識が薄れ、退屈な時や眠い時だけ指しゃぶりが見られるようになります。
生後1歳くらいまでの指しゃぶりは、本能による生理的なものでほとんど害はなく、気持ちを落ちつけたり、周囲のものを確認したりしているものなので気にする必要はありません。

    しかし、指しゃぶりは長期間続くと口腔健康や歯並びに悪影響を及ぼす可能性があります☝🏻
     
    具体的には
     
    ◉出っ歯や開咬(かいこう)、交叉咬合(こうさこうごう)などの不正咬合
    ◉歯列の横幅が狭くなる狭窄歯列弓(きょうさくしれつきゅう)
    ◉上下の顎の位置が不安定になる
    ◉いつも口を開ける癖がつく
    ◉言葉の発音が悪くなる
    ◉顔立ちに影響が出る
    ◉しゃぶっている指に与える影響
     
    などがあります💦
     
    指しゃぶりを無理に止めさせるのではなく、お子さんの不安・ストレスを取り除くよう環境を整えてあげることから始めるのもいいかと思います。
     
    6歳以降の指しゃぶりはなにかしら影響を及ぼす可能性があるため、対応を考える必要があると言われています。



    ①怒ることなくゆっくりと言い聞かせる
    怒らずにゆっくりと愛情をもって言い聞かせましょう。規則正しい生活習慣を心がけ、ストレスを軽減することも有効です。
     
    ②指しゃぶりをしなかったら褒めてあげる

    ③運動を積極的に取り入れてみる
    運動はストレスの軽減に役立ち、ストレスは指しゃぶりの原因ともなります。
     
    ④手遊びをたくさんする
     
    ⑤スキンシップを多く取る
    指しゃぶりは安心感を得るための行動の一つと言われています。
    子供に安心感を与えるために、スキンシップを多めに取ることが大切といえるでしょう。抱きしめたり、手をつないだりすることで、こどもは親から愛情や安心感を得られ、指しゃぶりの頻度を減らせる可能性があります。

     
    指しゃぶりはある程度の年齢までは自然な行動であるため、気にする必要はありません!しかし長期間続くと子どもの口腔健康に悪影響を及ぼす可能性があるので家庭での管理、ストレス管理をして指しゃぶりの習慣を管理し、その影響を最小限に抑えることが大切ですね✨

    スター歯科 はいたに