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女性特有の歯周病のリスク④




◎更年期における歯周病のリスクについて◎

 

更年期でもっとも重要なホルモンの変化はエストロゲン分泌の減少です。
40歳前後から徐々に女性ホルモンが低下しエストロゲンが減少することにより、全身の骨密度の低下が進み、アゴの骨の骨密度も低下します🦴
 
また、歯肉出血をきたしやすく歯周病が放置されることにより、より進行が加速されやすい状態になります💦
更年期ではブラッシングを丁寧に行う事が大事になります⚠️
 
 
その他にも、女性ホルモンのバランスが乱れると唾液の分泌が減って口が乾き、いわゆる『ドライマウス』が起こりやすくなり口臭やむし歯、歯周病のリスクも高まります。
 
 
*ドライマウスを予防するには
 
①よく噛む
しっかり噛むことで唾液量が増え、口周りの筋力の低下を防ぐことにも繋がります。
ガムを噛むのもオススメです😃
 
②リラックスする
ストレスや緊張状態が続くと交感神経が優位になり、唾液量が低下します。
 
③生活リズムを整える
食事や睡眠時間が不規則になると自律神経が乱れ唾液の分泌を減少させてしまいます。
 
④口周りをマッサージする
唾液腺を刺激して口周りの血行が良くり唾液の分泌が促されます。



🔴→耳下腺(じかせん)
上の奥歯辺りに4本の指を当てて、後ろから前に向かって円を書く描くようにマッサージ
 
🟣→顎下腺(がくかせん)
親指でアゴの柔らかい部分を耳の下からアゴの先まで押す
 
🔵→舌下腺(ぜっかせん)
親指でアゴの下を押し上げる
 
 
丁寧なブラッシングと唾液腺マッサージをして更年期もお口の中を守っていきましょう🪥
 
 
スター歯科☆小川(亜)