
◎喫煙は歯や歯肉の着色などお口にさまざまな影響を与えます。
タバコの全身への害はよく知られていますが、お口への害はあまり知られていません。
喫煙すると、歯の表面に「ヤニ」がつくだけでなく、口腔・咽頭がんの発生率が3倍になるほか、味覚が鈍くなったり、口臭を悪化させたりします💦
また喫煙は歯周病の大きなリスク要因であることもわかっています。
喫煙者と非喫煙者の違いは、歯ぐきにも現れます。喫煙者の歯ぐきは暗紫色、ゴツゴツと硬く乾燥して見えます。


◎喫煙は歯周病の大きなリスクとなる
知らぬ間に歯周病が進行していることも…😳
喫煙の歯周病への影響は、「かかりやすい」「気がつきにくい」「治りにくい」の3つです⚠️
非喫煙者と比較すると、喫煙者の歯周病の罹患リスクは2.7倍にもなり、歯の喪失は10年早まるといわれています💦
特定の細菌や年齢、糖尿病などよりも喫煙のほうが歯周病の重症度と関連が深いという報告もあります。
◎喫煙には身体的な依存と心理的な依存がある
禁煙を難しくしているのはニコチン依存です。
禁煙を始めるとニコチン離脱症状が現れ、タバコを吸いたい気持ちが強くなります。
離脱症状を抑えるには、ニコチンパッチなどのニコチン補充療法が有効です!
意外と厄介なのが心理的依存で、身体的な依存はないけれどつい習慣で吸ってしまうというものです。これには習慣を変えるのがポイントです🙆♀️
・食後に吸いたくなる→食べ終わったらすぐに歯を磨く🪥
・コーヒーを飲むと吸いたくなる→しばらくは紅茶に変えてみる☕︎
というような工夫をしてみましょう!
次は禁煙するとお口の中がどう変わっていくのかお話ししていきます!
スター歯科☆小川(亜)