子どものいびきが心配?
お子さまがいびきをかいていることに
不安がある保護者のかたもいるんではないでしょうか??
こどものいびきには、軽度なものから
睡眠時無呼吸をともなう重度のものまでさまざまです。
注意したいのは、重度ないびきがある場合です。
8歳前後の小児でいびきをかいている小児の頻度は30%程度で、そのうち大きないびきは15%程度と、比較的多くの小児に認められるそうです。
また、幼児期よりも小学校低学年がもっとも
頻度が高いことがわかっています。
👧3~6才 いびきをかく 16.6%
🧒1~3年生 32.6%
👦4~6年生 25%
そして、睡眠中に息が止まる無呼吸(10秒程度)
を認める頻度は2%前後と、いびきは多くの子どもにみられますが、
その中の1割程度に無呼吸を認め、
睡眠時無呼吸が疑われるといえます。
お子さまのいびきが心配。となった場合、
無呼吸、さらには陥没呼吸(胸の中央が陥没する呼吸)
などの有無を確認することで、
睡眠時無呼吸などの精査が必要なのか鑑別できます。
また、現在口呼吸が注目されています。👄
口呼吸はいびきと関連が深く、
口呼吸をしている小児の60%がいびきをかいていて、
そのうち40%は大きないびきです。
睡眠時無呼吸が疑われる場合、その影響で
成長ホルモン分泌異常によるやせをともなった
低身長や抗利尿ホルモン異常による夜尿、
口呼吸による顎顔面歯列形態の異常など、
小児の健全な発達にさまざまな影響を及ぼしますので、
小児の睡眠時無呼吸の専門医もしくは
大学病院を受診するのがおすすめです。
専門医の病院は、日本睡眠学会ホームページ
を調べてみてください✨
スター歯科 ましこ
(THE JOURNAL of DENTALHYGINIST 参考)