知覚過敏は治らない??
象牙質知覚過敏症は、
露出した歯の根元へのさまざまな刺激によって
発生します。
知覚過敏の症状は、
あくまでも象質刺激による象牙質痛で、
「刺激が加えたとき」だけに発生する
一過性の(一次的な)鋭い痛みです。
「冷たいもの、あるいは酸っぱいものや
甘いものがキーンと歯にしみる」
というのは典型的ですね。
原因はさまざまで、
歯肉溝や歯周ポケットに酸性物質
(多くの清涼飲料水やお酒などは酸性度が高い)
が入った状態でブラッシングや、
咬合圧が高いことによる
歯頚部のくさび状欠損などによる
象牙質露出があげられます。
加えて、歯頚部の象牙質がセメント質で
覆わない場合が10%ほど見られると言われており、
歯肉退縮による根面象牙質露出も
原因のひとつです。
象牙質知覚過敏症による象牙質痛の発生は、
①象牙質が露出していること
②露出象牙質への刺激があること
が条件ですので
その対応はので、その対応は、
①露出した象牙質を被覆する
②象牙質への刺激を遮断すること
にほかなりません。
すなわち、
必ず歯質の欠損があるわけですから、
修復処置を行えばその痛みは治まりますが、
❗️❗️❗️1度剥がれてしまった歯質は
自然治癒しませんので、
知覚過敏も自然治癒はありません。❕❕❕
修復処置を行っても症状の消退がなければ、
歯の神経の炎症が強く疑われます。
なお、歯のホワイトニングには注意が必要です。漂白剤がエナメル質に浸透して
象牙質に達することで
象牙質をいため、
「象牙質の露出にかかわらず知覚過敏が生じる。
その場合は、ホワイトニングの処置間隔を延長する
などの対応が必要です。
ホワイトニングをやめる、
あるいはいったん中止すると自然に治る
可能性もあります。
日々の積み重ねで歯の根元がえぐれて
しまい、知覚過敏が酷くなることが多いのです。
少しでもリスクが低くなるよう気をつけましょう🪥
すぐに出来る予防法としては、
食べるとき、喋るとき発音のため以外は
上下の歯を当てない!
ぎりぎりしてなくても当たったいるだけで
噛んだ時のちからは歯の根元に加わっています🦷
歯ブラシの時のちからを入れ過ぎない!
理想のブラッシング圧は200gです🪥
スター歯科 ましこ