
顎関節症の基本治療🦶
咀嚼筋痛障害の治療法の1つとして
筋マッサージ💆♂️があります。
主に咬筋部の痛み、疲労感などに有効です。
手指を用いてさする、揉む、押すなど筋肉に対する
機械的刺激により、硬くなっている筋肉を伸ばすことで
局所の血流が改善されます。
🌻人差し指と中指の2本を左右の咬筋部に当て
前から後ろに向かって円を描くように
ゆっくりと動かす。
または、咬筋部を押して痛みを感じるコリの部分と
その周囲をゆっくひ指圧する
🌻指で押す強さについては「痛いけど気持ちがいい」
程度とする
🌻朝晩など1日2回程度、5~10分行う
血流の改善により痛みを作る物質の積極的な
排出が起こり、痛みの緩和が図られます。
筋マッサージは加温した状態で行うと、
より筋の弛緩と血流を促進しますので、
そのほうが痛みを感じにくく、継続しやすいかもしれません。
🌷温かいおしぼりを作り
(ぬれタオルを電子レンジ対応のポリエチレン製袋
に入れてレンジで温める)
咬筋部を5分程度温めてから行う
🌷お風呂にゆっくり浸かり
(40℃の湯船に10分程度浸かると体温が1℃
あがるとされています)
身体を十分に温めてマッサージをする
⚠️注意事項⚠️
マッサージを行うときは噛みしめた状態ではなく、
上下の歯を軽く離し、リラックスした状態で行います。
また、マッサージにより痛みが悪化する場合は
中止するようにお願いします
スター歯科 ましこ
(歯科衛生士THE JOURNAL OF DENTAL HYGINIST参考)