風邪やインフルエンザで熱が出たときに、
「なぜか歯まで痛い…」と感じたことはありませんか?
実はこの症状、必ずしも虫歯が原因とは限りません。
発熱と歯の痛みには、体の仕組み的な理由があります。
🌟発熱で歯が痛くなる主な理由
① 血流が増えて神経が敏感になる
発熱すると体は血流が良くなります。
その影響で歯の神経(歯髄)が圧迫され、ズキズキした痛みを感じやすくなります。
② 副鼻腔炎(蓄膿)による圧迫
鼻の奥の空間(副鼻腔)に炎症が起きると、
上の奥歯の近くを圧迫して「歯が痛い」と感じることがあります。
③ 免疫低下で歯茎の炎症が悪化
発熱=体がウイルスと戦っている状態。
その間、免疫バランスが崩れて歯肉炎などが悪化しやすくなります。
④根尖性歯周炎による発熱
重症化した虫歯を放置すると、歯の根の先にまで細菌感染が広がることがあります。これを専門的には「根尖性歯周炎(こんせんせいししゅうえん)」といいます。歯根の先端部分に膿がたまり、周囲の組織を圧迫し、やがては発熱、悪寒といった全身症状を引き起こします。
🌟歯痛と発熱がある場合の注意点
①「ただの風邪」と決めつけない
発熱と同時に歯が痛いと、
「熱のせいだろう」と放置しがちですが注意が必要です。
特に以下の場合は、単なる体調不良ではない可能性があります。
•痛みがどんどん強くなる
•特定の歯だけズキズキする
•噛むと強く痛む
②熱いお湯に入らない、アルコールを飲まない
どちらも全身の血流が良くなり、体温も上昇するので歯痛が強くなります。歯痛と発熱がある場合は控えるようにしましょう。
③患部を触らない
痛みや不快感があると、どうしても気になって触ってしまうこともあるかと思います。患部に触れると、細菌感染や発熱を悪化させてしまいますので、控えるようにしましょう。
🌟家でできる応急処置
発熱で歯が痛いけれど、すぐには歯科を受診できない場合、以下の方法で応急的に処置をしましょう。
•水分をしっかりとる
•安静にする
•市販の解熱鎮痛薬を使う
(例:アセトアミノフェン)
このように、発熱と歯痛には、相互に密接な関連がありますので注意しましょう。
発熱時の歯の痛みは
血流の変化、副鼻腔炎、免疫低下などが原因で起こることが多く。必ずしも虫歯とは限りません。
ただし、痛みが続く場合は
早めに歯科でチェックすることが大切です🦷
スター歯科 さどはら

